2018.05.17 08:18ジーンズを履いた弁護士クールビズの浸透によって法廷でもノーネクタイの弁護士を見かけることが多くなりましたが、ビジネスウェアに関して、我々の業界はまだまだ保守的です。お堅い雰囲気や印象が重視されがちな士業では「きっちりしていること」が重要(あるいは重要であるべきだ)という風潮があります。特に裁判では、法廷という権威(裁判官という権威、ではありません。)に対し敬意を表し、礼儀を尽くすべきという共通した意識が実務家の中にあるため、ランニングシャツやサンダル履きの弁護士が弁論をするという場面には今のところ遭遇していません。中にはスーツスタイルにこだわらない破天荒な装いの人もいたりしますが、そういった場合、「狙った逆張り」であることが多く、自然体とは全く違っています。ところが、私企業...