本日、兵庫県弁護士会で開かれました、近畿弁護士会連合会の交通事故委員会研修会に参加し、兵庫県弁護士会選出の委員として、司会を担当致しました。
研修会では、当会の交通事故事件問題プロジェクトチームの活動報告、滋賀弁護士会交通事故委員会の活動報告、大阪弁護士会交通事故委員会の活動報告のほか、大阪地裁第15民事部の去年1年間の全ての判決をもとにした判例分析結果の報告がなされました。
近弁連の夏期研修会は毎年恒例のもので、近弁連管内の単位会(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)で持ち回り(?)で開催されるのが常ですが、「夏期」といいつつ、毎年決まって10~11月ころに設定されます。
これは、大阪弁護士会の判例分析報告のための合宿が毎年夏にあり、そのとりまとめを行って報告する関係上秋にならざるを得ないという事情があります。
この分析・報告は大阪地裁の第15民事部(交通専門部)が前年に言い渡した全ての判決書(400件超)の提供を受けて分析を行うというハードなもので、このために大阪弁護士会の交通事故委員会では1つの部会を立ち上げているとのことです。
その分、事案・争点・判旨の分析・検討も子細に行われているため、毎回、大阪弁護士会交通事故委員会の判例分析報告資料を手に入れるために研修会に参加する人がいるくらいです。
今年の報告でも、5人の委員の先生から、
・重度後遺障害・死亡事例の慰謝料認定額、考慮要素
・介護費用、非定型の積極的損害の認定事例
・自転車事故の過失
・事故以外の被害者の(心理的・身体的)素因による減額認定・否定事例
等を中心に、特徴的・先例的な事案の紹介と報告がなされました。
私が副部会長として所属する兵庫県弁護士会の交通事故事件問題プロジェクトチームでも、大阪と名古屋の手法を参考に、昨年から判例分析の取り組みをはじめ、分析結果を毎月の委員会で報告するところまで来ています。
今後も、近畿弁護士会連合会の交通事故委員会と協調しながら、当会内の交通事故事件処理弁護士の研鑽に活かしたいと感じました。
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